『VISUAL THINKING STRATEGYで感じる、新しい気づき』を開催しました。

2020年6月11日

一般社団法人REIONEは、スピンオフ企画としてREIONEメンバーでもあるMikiho Kintoのオーガナイズしたオンラインイベント、『VISUAL THINKING STRATEGYで感じる、新しい気づき』の開催をサポートさせていただきました。

VISUAL THINKING STRATEGY (以下“VTS”と表記)とは、ニューヨーク近代美術館の教育部長と認知心理学者が開発した、アート鑑賞を通して学ぶ新しい学習法です。同じ絵を複数人で鑑賞し、感じたことを語り合う。そこから得られる気づきを共有というスタイルで、今回はVTSを通して、自己理解と他者理解の面白さに触れる事を目的に行われました。

※オーガナイザーのMikiho Kintoの修了後のコメントを紹介させていただきます。

〘イベントで気付いたこと〙
◾️感覚的に捉えて、論理的にアウトプットするということ
VTSは、絵を見て感覚的に感じたことを、言葉にして人に伝える作業を行います。例えば、
「この絵は夕方だと思う。なぜならば、空の色が赤っぽくなっているからだ。」
「それはなぜ朝焼けでなく夕焼けだと思ったか?」
「なぜならば。。。」
という感じでございます。自分が感覚的に捉えたことを、人に伝わるように理由とともに言葉に落とすという作業は、いわゆる“ロジカルシンキング”。感覚から論理への転換を鍛える事ができます。

◾️視点の多様性
同じ絵を見ていますが、どこに着目してどう捉えるかは人それぞれです。事実は1つにも関わらず、解釈は様々という“多様性”に気づくという事と、まわりの発言を聞いて、自分になかった視点に気づき、視野を広げることができます。年を重ねていきますと、だんだんコミュニティも限られて、近しい価値観の人同士で集まりがちになります。絵を囲むという作業は、利害関係なく、多様な価値観の人と対話できるという意味で、非常に貴重な場といえるかもしれません。

◾️感覚を素直に表現できる“心理的安全性”が高い場
VTSは正解が無い世界ですので、何を言っても否定されません。そのため、素直に感じたままを喋っていい場となっております。普段、仕事場などでは、正解を言わなければという無言のプレッシャーを感じることが非常に多いと思います。そうしますと、なかなか思った事を素直に喋れなくなります。大人になって、素直に感じたままを喋れる機会は非常に少ないのかもしれません。

◾️“共有の連鎖”が生む、発展していく感覚
参加者が順番に感じたこと、捉えたことを語っていただくのですが、前の人の意見を聞いて新しい視点が増え、どんどん自分の中で見え方や、世界が広がるっていきます。その感覚が、なんとも気持ちよく、ワクワクして、楽しいのです。これはやってみないとわからない感覚です。

参加者から最も多かった感想は、「穏やかな気持ちになった」「安心感があった」といったものでございました。ヨガや座禅をした後のような、とても清々しい表情がとても印象的なイベントでした。